2017年1月18日水曜日

手元が見たいって、なぜ!?

ながめフェスのお客さまから、「奏者の手元がみたいから、譜面台を下げてくれ!」と、アンケートに書かれますが、実現不可能なので、無視!してます。
なぜって、余興場の舞台は、客席よりも 120cm程高いです。
その舞台の上に立って演奏している奏者の手元を、客席で椅子に腰掛けているお客さまに見せるには、譜面台の上端を胸の高さ位まで下げないと、いけません。
そこまで下げてしまって、奏者は楽譜が読めるでしょうか! うつむいてしまっては、オカリナは吹けません。
低すぎて楽譜が読めないからと、膝を折ってしまったら、せっかく下げた譜面台に手元が隠れてしまいます。

今日のデリバリーで、同じ事を言われましたので、ホールド姿勢をくずさない他の管楽器とは異なり、楽器を下向きにしないと良い音で鳴らない場合と、上向きにしないいけない場合があるオカリナの楽器の特徴とあわせて、ご説明致しました。

正確な音程で、より美しく鳴るポイントを探して演奏しているので、極端に高い位置、極端に低い位置に譜面台を設置してしまうと、楽譜が読めない 
暗譜しない限り、手元が見たいというご要望には、お応えできない  どうしても見たい場合、横の位置に見に来て下さい・・・と言いましたら、横の位置にいた代表の方が、「ここからは、よく見えるよ!」ですって(爆)

顔が見たい・・・ということなら、何となくわかりますが、手元がみたい理由はなんなのでしょうか? 手先指先を、見る必要が有るのでしょうか?
オカリナを演奏する人であっても、楽譜を手にしていない限り運指の参考にはなりません。
管理人、不思議です。

演奏が終わり帰ろうとしましたら、駆け寄ってきた方がいらっしゃいました。
その方は、ハーモニカを習っていて、先生に、譜面台を下げろ、手元を見せろと、日頃うるさく言われているのだとか・・・。
ハーモニカは、オカリナと違い、ホールド姿勢を崩しませんから、譜面台を若干下げても、オカリナ程は、楽譜が読みにくくはならないと思いますが、譜面台は、奏者が見やすい、演奏しやすい位置に立てるべきと思います。

オカリナ奏者の命 とまで思っていた管理人の白魚のようなお手々に、4~5年前からシミが・・・
お手々にまで、ファンデーションを塗るのも、ちょっと・・・なので、お手々を見せるために、暗譜しません。
第一、暗譜しきれませんわ。明日のデリバリーは、休憩無し90分17曲(うち7曲が新曲)の演奏予定です。
白魚のようなお手々(爆)

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